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仙台市医師会について

公益活動一覧

各種多数の公益活動を展開しております

医師会は、医師達の集団で一般社団法人を組織し、医療を通じ、政治・学術・社会・経済・文化・国際問題等広い分野にわたって各種多数の公益活動を展開しています。
医師会には、日本医師会・都道府県医師会・郡市医師会があり、それぞれ独自の活動をすると共に互いに連絡を取り合って、医道の昂揚、医学医術の発達および公衆衛生の向上をはかり社会福祉を増進する目的で各種の事業を行っています。

仙台市医師会ではこのような活動をしています。

仙台市医師会は、仙台市内の開業医・病院勤務医が中心となって組織されています。地域医療の充実、保健・医療・福祉の向上など、市民のみなさまの健康を支えるために、さまざまな事業を展開しています。

地域医療部

地域医療部は、(1)市民健診(一般健診・各種がん検診)(2)予防接種(3)母子保健(4)高齢者医療(5)感染症対策(6)スポーツ医学(7)障害者支援(8)産業保健(9)遠隔医療(オンライン診療)などを担当します。少子高齢化社会の現在、医療・保健・福祉の向上を目指して、仙台市はじめ関連機関とつねに連携しながら活動をしています。

予防接種法で定められた定期接種の他、任意接種についても行政と協力し、安心して多くの市民に受けて頂けるように努力しています。
なお、平成25年4月から定期接種として開始された子宮頸がん予防ワクチンは、一時積極的勧奨が中止されていましたが、令和4年4月から再開されました。その間接種の機会を逃した対象者には、令和4年4月から令和7年3月までキャッチアップとして接種可能です。

これからも仙台市民の命と健康を守るため、仙台市医師会の会員の先生方と協力しながら、尽力して参ります。

救急災害部

救急災害部では、救急医療と災害医療の2つの側面から活動を行っています。
災害医療では、コロナ禍における災害時避難所のあり方について行政と検討しております。災害時には出来るだけ会員の診療所は診療の継続を依頼しており、診療の可否の情報をこのホームページにて随時お知らせすることとしています。災害時にあっても市民の健康を守り続けるよう活動していきます。
また、東日本大震災を経験した医師会として、災害時に行った医療活動の検証、今後起こりうる災害に対する備え、他都市で災害が起きたときの支援体制などを作り上げます。
救急医療では、行政と協力して二次・三次救急医療機関(病院)と会員の医療機関(診療所)を含めた救急医療の体制整備と保持に努めてまいります。

学校保健部

学校保健部では、児童生徒の健康管理と健康教育を推進するために、学校健診をはじめとするさまざまな学校保健活動を行っています。現在、仙台市の学校医は、内科系・眼科・耳鼻科を合わせると約300名強の医師会員が日常の診療と両立させながら学校保健法に基づき定期健康診断、臨時健康診断など各種健診を行っています。

4月~6月には、小学校・中学校・高校までの全学年約80,000人の定期健康診断が行われその結果をもとに精密検査を実施しております。さらに、対象学年を絞った心電図検査、心音図検査、貧血検査、脊柱側わん症検査、運動器検診等も行っています。

学校保健に関する知識向上のため、学校医や保育従事者に対する研修会を開催しています。

看護学校部

地域医療の担い手である准看護師ならびに看護師を育成するために設立された准看護学院と高等看護学院は、平成25年4月の泉区八乙女への移転を機に統合し、同27年4月より仙台市医師会看護専門学校と校名を変更し運営しております。
充実した学習環境の下、会員や市内基幹病院の看護スタッフなどが教育に当たり、准看護師試験ならびに看護師国家試験は、毎年全国平均を大きく上回る合格率を誇ります。
そして、12,000名を超える卒業生は、市内は元より県内の医療・保健・福祉の担い手として第一線で活躍しております。
令和4年3月に准看護学科が、同6年3月に看護学科がそれぞれ閉科となりますが、同5年4月、看護師養成3年課程として新たに生まれ変わった学校は、今後とも地域に根ざした看護師の育成に貢献して参ります。

 

学術部

医師は最良の医療を提供するために、常に新しい知識や技術を身につけておく必要があります。そのためには生涯にわたり勉強を続けなければなりません。学術部では、会員を対象として、日本医師会の生涯教育カリキュラムに基づいて、医学のさまざまな領域における専門家を講師として招き、毎月定期的に勉強会を開催しています。

また学術的に高く評価される臨床研究の業績があり、会員の生涯教育ならびに市民の皆様の啓蒙にも貢献した医師に対し、会員の励みとなるよう、学術奨励賞を授与しています。

常に研鑽を積み重ね、会員及び市民の皆様の一層のお役に立てるよう今後とも努力してまいりたいと思っております。

勤務医部

勤務医部は3名の担当理事によって構成され、以下のような活動を行っています。
まず年に1回、勤務医からなる勤務医ブロックの総会・講演会並びに懇親会を企画・開催し、会員相互の親睦と理解を深めております。
また、毎年開催される全国医師会勤務医部会連絡協議会に参加し、意見を交換し合い全国の勤務医の動向の把握に努めております。
このほかにも年に1回、仙台ドクタークラブ(会員の野球同好会)の援助のもとに病院親善野球大会開催し、会員の親善交流を図っております。
以上の活動以外にも学術奨励賞の選考、学術部勉強会、学校保健、地域医療、救急医療事業等に協力しています。

広報部

広報部は、市民の皆さんに適切な健康情報や医学・医療に関する正しい
理解と知識を深めていただくため、さまざまな広報活動を展開しています。

市民医学講座:毎月1回開催(※現在は新型コロナウイルス感染症のため、休止中)
専門医が病気や健康などについて分かりやすく解説します。
講演終了後の多数のご質問にも、最新の情報でお答えいたします。大勢の皆さんに好評です。

100万仙台市民の皆さんと医療を結ぶ広報誌「てとてとて」を年2回発行しています。
医師会と市民の皆さんと行政が手をつなぎ、お互いの理解と共感が得られるよう工夫しています。
「てとてとて52号」からは、より親しみやすい広報誌を目指し、デザインと内容を一新しました。
おかげさまでカラフルで字も大きく読みやすいと好評です。
病医院の待合室、市役所、区役所などで無料で配布しています。

そのほか新聞、雑誌などにもタイムリーに情報を提供しています。
健康に対する関心が高い昨今、市民の皆さんと双方向性を保ちながら医師会を身近に感じていただけるよう取り組んでまいります。

会報部

医師会活動の正確な記録と保存を目的に、主に会員向けに会報を毎月発行しております。
巻頭を飾る「会長からのメッセージ」では、当会の将来へ向けて方向性を会長自らが解説します。
さらに、医師会主催で開催された講演会や勉強会の内容を要約、種々の会務報告や各ブロック活動の記録、仙台オープン病院や茂庭台豊齢ホームの現況報告も行っております。
現在、理事会ではどのようなことが協議されているのかもご紹介しておりますので、是非お目通し下さい。
向後3年をかけて過去の会報をすべて電子化して保存する計画です。
最後に、会員の皆様方からのご寄稿を心よりお待ちしております。

オープン病院部

仙台オープン病院は、昭和49年に仙台市と仙台市医師会の協力により設立された仙台市医療センターが運営する全国初の公設民営型病院としてスタートしました。また、平成10年には全国第1号の「地域医療支援病院」として承認され二次医療圏の中核をになっています。

登録医(かかりつけ医)からの紹介による患者さんの診療や登録医の設備の共同利用、365日24時間体制での急患センターや個人検診・集団検診などの各種検診を行っています。

在宅・介護施設部

市民の皆さまの健康で安心した暮らしを守るため、医師会では医療機関での診療だけでなく、仙台市とも協力して在宅診療や介護施設にも力を入れています。

介護保険施設の茂庭台豊齢ホームは、平成元年、高齢化社会に対応するため仙台市と仙台市医師会が出資している仙台市医療センターが設立した介護老人保健施設です。
高齢者の自立を促すような介護を行って家庭復帰を援助します。茂庭台豊齢ホームでは、入所、短期入所(ショートステイ)、通所リハビリ(デイケア)の受け入れ、訪問リハビリも行っております。
入所は、要介護1~5の高齢者に限られますが、ショートステイやデイケアは要支援に分類される介護度の低い高齢者も利用できるシステムです。気軽にいつでもお電話下されば、担当の者が対応いたします。

仙台市医師会では会内委員会として、在宅医療委員会、介護保険関連等検討委員会を組織し、在宅医療・介護保険への取り組みを進めています。また、老人保健施設管理医の会や特別養護老人ホーム嘱託医の会では担当の先生方とのコミュニケーションを通じて、より良い医療の提供を模索して参ります。
そのほか、在宅医療・介護連携相談窓口や、各種委員会など、仙台市とも協力して取り組んでいます。

医療情報部

医療情報部は、会員の各種情報の管理・ホームページで最新情報の提供を行っております。また、情報システムの運用・管理・最新化やセキュリティ対策(会員向け情報研修会開催、マルウエア等対策)を行っております。
会員および市民の皆様が仙台市における医療の最新情報を得ることができるようお手伝いをしております。

各種委員会

仙台市医師会には、事業活動の企画・実施を検討するため下記の各種委員会を設置し、医師会活動の基盤としております。

  • 1. 自浄作用活性化委員会
  • 2. 男女共同参画委員会
  • 3. 特定健診・特定保健指導委員会
  • 4. 眼底検査専門委員会
  • 5. 胃がん検診委員会
  • 6. 子宮がん検診委員会
  • 7. 乳がん検診精度管理委員会
  • 8. 大腸がん検診委員会
  • 9. 前立腺がん検査専門委員会
  • 10. 骨粗鬆症検診委員会
  • 11. 子宮頸がん予防ワクチン推進委員会
  • 12. 感染症対策委員会
  • 13. 妊産婦健診精度管理委員会
  • 14. 新生児救急対策委員会
  • 15. 産業保健対策委員会
  • 16. スポーツ医学委員会
  • 17. 臨床倫理コンサルテーション委員会
  • 18. 救急災害対策委員会
  • 19. 学校保健運営委員会
  • 20. 保育所・幼稚園保健委員会
  • 21. 脊柱側わん症検査専門委員会
  • 22. 運動器検査専門委員会
  • 23. 眼科精密検査専門委員会
  • 24. 耳科検査専門委員会
  • 25. 児童生徒心臓病精密検査専門委員会
  • 26. 尿検査・腎臓病精密検査専門委員会
  • 27. 生活習慣病予防検査専門委員会
  • 28. 糖尿病精密検査専門委員会
  • 29. 貧血検査専門委員会
  • 30. 看護専門学校将来構想検討委員会
  • 31. 奨学金制度審議委員会
  • 32. 医療保険検討委員会
  • 33. 生涯教育委員会
  • 34. 広報委員会
  • 35. 医師年金運営委員会
  • 36. 在宅医療委員会
  • 37. 介護保険関連等検討委員会