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第412回市民医学講座:うつ病について

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東北大学大学院医学系研究科
精神・神経生物学分野
教授 曽良 一郎 先生

とき:平成19年7月19日午後1時30分
ところ:仙台市医師会館2階ホール

 

 

 

ゆううつになる、イライラするなどの気分の不調は日常のさまざまな場面ではよくあることで、しばらくすると気分が回復する場合には特に問題はありません。しかし、気分の不調が長く続いたり、繰り返し起こったりする場合はうつ病などの「こころの病」が背景にあるかもしれません。

うつ病は、ゆううつ感や何事にも気力がわかない状態が長い間続いて、生活に支障をきたすようになる「こころの病」です。厚生労働省の最近の調査によると日本人の15人に1人が一生に一度はかかる可能性があり、決して珍しい病気ではありません。

 

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