東北大学大学院医学系研究科
神経感覚器病態学講座・眼科視覚科学分野
教授 曽良 一郎 先生
とき:平成19年8月23日午後1時30分
ところ:仙台市医師会館2階ホール
加齢性の目の病気と最新の治療について
角膜再生治療
眼は外界からの情報を入手する最も重要な臓器である。老化によってさまざまな眼疾患が生じる。2006年に行われた中途失明患者の原因調査では、緑内障、糖尿病網膜症、網膜色素変性症、黄斑変性、白内障、角膜混濁などが主とした原因であると報告されている。本稿では、これらの中で、治療法の進歩が著しい白内障と加齢性黄斑変性、角膜上皮疾患を取り上げる。