月別アーカイブ: 2009年5月

平成21年度新規に予防接種事業への登録を希望される先生へ

予防接種事業新規登録研修会を下記のように開催します。

平成21年度新規に予防接種事業への登録を希望される先生は、研修会へ出席することが必須条件となりますので、是非ご出席くださるようご案内申し上げます。

 

日 時:平成21年7月30日(木)19:00~

場 所:仙台市医師会館5階研修室

説 明:「仙台市の予防接種について」    仙台市感染症対策室

      「予防接種ガイドラインについて」  仙台市医師会理事 鈴木カツ子

 

【参考】予防接種事業はそれぞれの登録が必要です。

○乳幼児予防接種事業

 種  類:三種混合(DPT)、二種混合(DT)、麻しん風しん混合(MR)、日本脳炎

 実施月:通年

 対象者:乳幼児等(種類により対象年齢が異なります)

○高齢者インフルエンザ接種事業

 実施月:11月~翌年1月

 対象者:65歳以上  

第435回市民医学講座のご案内

日 時   平成21年6月18日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール  

 

肺がん診療の実際

講 師  宮城県立がんセンター呼吸器科医療部長

      前門戸  任 先生   

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

 

  

第432回市民医学講座:子宮がんにならないために

0526.jpg日本産婦人科医会がん対策委員

NTT東日本東北病院副院長

小澤 信義 先生

 

とき:平成21年3月14日(土)午後1時30分

ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

     2階ホール

 

 

子宮がんにならないために ―検診とワクチンで予防しましょう―

1)子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染である

1983年にツールハウゼン博士は子宮頸がんの原因がヒトパピローマウイルス(HPV)であることを発見し、2008年ノーベル医学生理学賞を受賞している。現在では約100種類のHPVが確認され、そのうち15種類のハイリスク型HPVの持続感染が子宮頸がんに関係していることが確認されている。このうち13種類のハイリスク型HPV-DNAを検出できるハイブリッドキャプチャー2法が米国FDAで承認され、世界中に普及している。今後の子宮頸がん検診は、細胞診だけでなくHPV検査も組み入れたより精度の高い検診になりつつある。また、世界100カ国以上ですでにHPVワクチンは承認され、使用されている。日本でもHPV予防ワクチンが1年以内に承認されようとしている。

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