月別アーカイブ: 2009年6月

第436回市民医学講座のご案内

日 時   平成21年7月16日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール  

 

更年期とメタボリックシンドローム

―とっても大事な更年期のお話―

講 師  東北大学医学部先進漢方治療医学講座 准教授

      武田  卓 先生   

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

 

第433回市民医学講座:網膜の老化と病気

20.11.26 023.jpg大橋眼科医院院長

東北大学医学部臨床教授

山口 克宏 先生

 

とき:平成21年4月16日(木)午後1時30分

ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

     2階ホール

 

 

網膜の老化と病気―加齢黄斑変性―

1.網膜内では毎日「油かす」が作られ処理されている

目の老化現象として代表的なものに、老視、白内障、眼瞼下垂などがありますが、眼底網膜の中央にある黄斑にも老化現象が起こります。この物を見る要の部分に、異常な老化が生じ、視機能(視力や視野)が障害される病気は加齢黄斑変性と呼ばれます。網膜は、よくカメラのフィルムに例えられ、光を受け止め、電気的な信号に変換して、脳へ信号を伝えるという重要な役割を担っています。解剖学的には、最も外側に一層の網膜色素上皮細胞が存在し、視細胞外節と呼ばれる視細胞の突起と接しています。網膜の内層には双極細胞があり、さらに最内層には長い神経線維を有する神経節細胞があります。光粒子は、この網膜の内側を透過して、外層の視細胞外節に到達します。これは、コンパクトディスクのような円板状の膜様体が1,000枚ほど重なった構造をしています。そこに無数に存在する光受容蛋白が光を受け止め、エネルギーを電気的信号に変え、視神経を介して脳に視覚情報を送ります。視細胞外節では、毎日使い古された先端10%が変性脱落し、同時に新しい光受容蛋白を持った円板が内側に再生されています。この視細胞の新陳代謝のため脱落した外節は、脂肪性の老廃物の塊(油カス)のようなもので、網膜色素上皮細胞が貪食し、その細胞内で酵素により消化されています。

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2009世界禁煙デー記念講演会のご案内

2009世界禁煙デー記念講演会に参加希望の先生は、6
月5日(金)までに仙台市医師会事務局宛お申し込みください。(TEL:227-1531)

 

日時:平成21年6月13日(土) 13:30開場 14:00~17:00

開場:日本医師会大講堂

    (東京都文京区本駒込2-28-16  TEL:03-3946ー2121) 

プログラム案はこちらからご覧ください。プログラム案.pdf