いずみの杜診療所
山崎 英樹 先生
と き:平成22年1月21日(木)午後1時30分
ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター
2階ホール
認知症の理解とケア―ココロとカラダ―
例えばここに”家にいるのに「家に帰る」と出ていく人” がいるとします。この人を、どのように理解したらいいでしょうか。そもそも”家にいるのに(家にいる自覚がない)” とは、どのような事態なのでしょう。そしてまた、なぜ「” 家に帰る」と出ていく” のでしょうか。
「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」。これは、あるカメラメーカーのキャッチコピーです。言われてみれば確かにそのとおりで、認知症の人を理解するときも、その人のカラダの状態を(アタマで)知り、ココロのありように(ココロで)気づく必要があります。