月別アーカイブ: 2011年4月

第456回市民医学講座のご案内

日 時   平成23年5月19日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

トイレが近くて困っていませんか? ―過活動膀胱の話―

講 師  東北労災病院泌尿器科部長  

      浪間 孝重 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

5月の勉強会・研修会情報

5月10日(火)胃がん精密検査登録研修会

     19:00~ 仙台市医師会館2階ホール

 

5月18日(水)学術部勉強会

19:00~ 仙台市医師会館5階研修室

演題 「労働者の生活習慣と健康指導 ―アルコールの知識と膵臓の病気―」

講師 栗原市立栗原中央病院 

    院長 小泉  勝 先生

 

避難所等で体操や運動を指導なさる方々へ

3月11日の災害から1カ月以上が経過いたしました。

皆さま方の多大なるご支援により、仙台市も被災者の方々も復興に向けて歩き始めています。

しかし、被災後早期の段階では気を張って活動していた被災者の方々の中には、徐々に活動が低下してきている人たちがいらっしゃるのも事実です。

中越地震の際には、介護を受けていない一般の高齢者の約3割に歩行の難しさが出現し、6カ月後にも全体の約1割の方は回復が得られませんでした。

これは避難所や仮設住宅を利用した人だけではなく、在宅生活を送った被災者でも生じていました。

これが「生活不活発病」です。

発災後5週間以上が経過し、高齢の方や障害のある方は災害をきっかけとして、日々の生活上での不自由さや困難さが増すことが少なくありません。

特に避難所での生活を余儀なくされている高齢者や障害のある方が歩行困難になったりしないように、仙台市と仙台市医師会では生活機能対応専門職チームと共に「生活不活発病を防ごう」運動を開始しております。

 

大震災後は、①環境の変化のために動けない、②することがないので動けない、③遠慮して動けない、という理由から生活が不活発化します。

体操や運動は大事ですが、そのような場を設けても体を動かさない方は、生活不活発病になる危険性があり、より注意が必要です。

動かない方には動くように働きかけたり、環境を整備したりする必要があります。

動ける方も、より活発に動くように働きかけることが大事です。

このことを知り実践できれば、あなた方は被災者の方々のより大きな資源となりえるのです。

仙台市医師会ではこのたび講演会を企画いたしました。

無料ですので、お気軽にお越しいただき、生活不活発病に関する知識を深め、活動いただければ幸いです。

 

     日時  平成23年4月25日(月)18:00~

     会場  仙台市急患センター2階ホール

     演題  「生活不活発病を防ごう」運動について

     講師  (独)国立長寿医療研究センター生活機能賦活研究部
              部長 大 川 弥 生 先生

※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

地下鉄をご利用の場合
 地下鉄河原町駅下車、北1出口から徒歩3分。(国道を挟んで向かい側)

市営バス・宮交バスをご利用の場合
 舟丁バス停下車。仙台駅方面行バス停から徒歩1分、
 長町方面行バス停から徒歩3分。

参加申込は不要です。直接会場へお越しください。

問合せ先仙台市医師会 電話227-1531

主 催  仙台市医師会・仙台市

東日本大震災 会長からのメッセージ 2

永井会長写真(H23_3_23).JPG東日本大震災

会長からのメッセージ 2

大震災から1ヵ月

 3月11日に東日本を襲った未曾有の大地震と巨大津波により、多くの人命が失われ、厖大な数の人々が家も財産も全て無くしました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 仙台の沿岸部も悉く破壊されました。先日、岡田から荒浜にかけての荒寥たる風景を見て思わず言葉を失い、立ち尽くしました。何て酷い自然の仕打ちなのだろうか。そんな思いが忘れられぬ1ヵ月でした。

 今私たちにできることは、避難所での生活を余儀なくされている、あるいは実家や親戚などに身を寄せている方々の健康を守ることではないでしょうか。身も心も寸寸になっている被災者のために何とかしなければ、そんな思いが強まります。多くの会員の先生が自発的に、あるいは医師会の呼びかけに応じ避難所を巡回して下さっていることに感謝申し上げます。

 この1ヵ月間、宮城野区と若林区の避難所での医療は主に十四大都市医師会、オープン病院、(独)国立病院機構、(独)労働者健康福祉機構などの支援をいただいておりましたが、これからは、かかりつけ医機能と病診連携を軸に地元でやることになります。幸い、ブロックや医会の先生方のご理解と積極的な対応で組織的な支援体制ができて参りました。これからは長期戦になります。会員の先生方のご協力よろしくお願い致します。

                                        仙台市医師会

                                        会長 永 井 幸 夫

4月の勉強会・研修会情報

4月6日(水)大腸がん精密検査症例検討会

     19:00~ 仙台市医師会館5階第2会議室

 

4月6日(水)災害時の高齢者・障害のある方への支援に関する研修会

19:00~ 仙台市医師会館2階ホール

 

4月20日(水)学術部勉強会

19:00~ 仙台市医師会館5階研修室

演題 「脳卒中のリハビリテーション ―機能予後と復職―」

講師 東北福祉大学健康科学部リハビリテーション学科

    学科長 鈴木 堅二 先生

 

4月27日(水)大腸がん精密検査登録研修会

19:00~ 仙台市医師会館2階ホール