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ドクタークラブ便り

第46回 仙台市三師会親善野球大会

平成30年8月26日(日)
べルサンピアみやぎ泉A球場
天気:雨時々曇り
気温:27.8℃

本日は、仙台市三師会親善野球大会である。
昭和48年に第1回大会が開催されて以来、仙台市医師会・仙台ドクタークラブ(以下、ド・ク)、仙台歯科医師会(以下、仙歯)、そして仙台市薬剤師会(以下、仙薬)の優勝回数は、各々14回、11回、7回(うち雨天中止9回、引き分け3回、記録なし1回)。
昨年のこの大会は、ド・クの4連覇を阻止した仙薬が平成21年以来となる7度目の優勝を飾った。

第1試合、仙薬対仙歯戦である。
初回に2点を先制した仙薬が優勢に試合を運んでいた中盤、どんよりとした曇り空から予報の通り雨粒が落ちて来た。雨粒は次第に大きさを増すとしとしとと降り注いだ。バックネット裏のテントで雨宿りしながら観戦中のド・クは、
「今大会は、残念ながら雨のため中止となりました。」
との宣言を今や遅しと秘かに待ちわびていたが、
「キャッチボールするよ。」
安藤主将の一声に足取り重くテントを出ざるを得なかった。そして、ひとしきり汗をかいて(雨に濡れて?)テントに戻ると若さに勝る仙薬が5対1で仙歯を下し、2連覇に王手をかけたところであった。

第2試合は、ド・ク対仙歯戦。
ド・クの先発安藤はその立ち上がり、無死2、3塁から左儀飛と二塁打で瞬く間に2点を失った。ド・クベンチが重い空気に包まれたのも束の間、その裏のド・クは仙歯先発の小牧の制球難に付け込み、打者3巡の猛攻で一気に勝負を決めた。
雨はなお降り続いている。



第3試合、ド・ク対仙薬戦である。
この日の湿度92%が物語るように雨のみならず多量の発汗のためにアンダーシャツもソックスもグショグショのド・クは、相も変わらず第3試合がこのまま雨で中止となることだけを切に願っていた。
ともに1勝づつを上げたド・クと仙薬の一戦がこのまま中止となれば、得失点差で圧倒しているド・クに優勝が転がり込んで来るという皮算用に余念のないド・クベンチは、昼食のおにぎりを頬張りながらその時を待った。
しかしながら、審判団の判断は無情にも試合続行であった。試合開始の合図とともにド・クはやはり足取り重く守備位置に散った。
ド・クの先発の浅沼(達)は、いきなり左中間へのランニング本塁打で先制を許すものの、続く2回は無失点で切り抜け最少失点でマウンドを後にした。
2回裏。ド・クは、突如制球を乱した仙薬の先発金澤から2連続押し出し四球で逆転に成功するものの、代わった2番手の佐々木からは快音が聞かれぬまま最終回へと突入した。
3回から浅沼を引き継いだ安藤は、要所を締める投球で若き仙薬打線に追加点を与えなかったが、5回表。先頭からの3連打でついに逆転を許したのだった。
その裏、1点を追うド・ク最後の攻撃もすでに2死。ド・クベンチが再び重い空気に包まれた中、3番板垣が執念の四球を選ぶと、4番安藤の渾身の一打は右中間を深々と破る三塁打となり、ド・クは土壇場で同点に追い着きド・クの優勝が決定した。
そして、2死一、三塁から6番畠山は持ち前の勝負強さを発揮し、再びマウンドに戻った主戦金澤から三遊間を真っ二つのサヨナラ打を放ち、ド・クは優勝に花を添えた。



午後6時。
例年通り仙台国際ホテル平成の間において、懇親会が挙行された。
仙台市医師会からは、松井邦昭顧問、小針瑞男副会長のほか、古賀詔子、大瀧正子、浅沼孝和、大浦敏博、安藤健二郎、綿谷秀弥、ならびに筆者の各理事が出席した。
まず、主催者を代表して仙台歯科医師会・駒形守俊会長が、「薬剤師会が優勝するかと思ったので(会場に来て)驚きました。」
と、ご挨拶。続いて、来賓の宮城県歯科医師会・細谷仁憲会長から、
「天気の悪い中、試合ができてよかった。」
とのご祝辞を頂戴した。
仙台市医師会・小針副会長の乾杯で、各々思い思いに懇親を深め合った。


暫し歓談の後、ド・ク松井総監督による講評である。
「第1試合、両チームの投打が素晴らしく足も速かった。ド・クは勝てないだろうと思いながら試合を見ていました。第2試合、ド・クは勝ちにいきましたが、仙歯は2番手3番手の投手が育っていないように思いました。そして、第3試合。(ド・クの)先発の浅沼(達)がいきなり本塁打を浴びましたが、2回を1失点に抑えたのが仙薬の2連覇阻止に多大な貢献をしたと思います。」


表彰である。
ド・ク佐藤(韶)監督に優勝カップが授与された。
「若い仙薬に平均年齢が50歳を越えるド・クが勝って、美味しいお酒を飲ませてもらっております。」
各賞の発表である。
本日2勝を積み上げた安藤に最優秀選手(MVP)賞が授与された。そして、優勝のド・クからは、優秀選手賞が畠山と菊地(達)に、敢闘賞が浅沼(達)にそれぞれ授与された。


(文責:菊地胃腸科内科医院 菊地 徹)