市民医学講座」カテゴリーアーカイブ

第458回市民医学講座のご案内

日 時   平成23年7月21日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

放射線てなんだろう ―放射線の基礎知識―

講 師  仙台総合放射線クリニック理事長 

      小川芳弘 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第455回市民医学講座:正しいリハビリの方法とその効果

上月正博先生.jpg東北大学病院リハビリテーション部長・教授

上月正博 先生

と き:平成23年2月17日(木)午後1時30分

ところ:仙台市急患センター・

     仙台市医師会館2Fホール

 

 

 

正しいリハビリの方法とその効果

―循環器・呼吸器疾患編―

はじめに
呼吸・循環障害にみられる症状・障害には共通点が多い。第一に呼吸器障害や循環器障害により、運動に必要な四肢の筋肉への酸素供給が不十分になること、第二に、「息切れ」という共通の症状のために運動量が減ることで廃用症候
群の合併が多くなることがあげられる。また呼吸・循環障害に対するリハビリテーション(以下、リハ)に関しても、下肢の運動療法を中心に行うべきことや、教育や食事療法、薬物療法などを組み合わせたいわゆる包括的リハの重要性が指摘されていることも共通している。しかし、呼吸・循環障害の病態や背景因子、リハの
効果など、さまざまな点で相違点があることも事実であり、共通点と相違点を対比させる形で論じてみる。

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第545回市民医学講座:乳がん治療の基本と最近の動向

IMG_9835.jpg東北大学医学系研究科ナノ医科学寄附講座准教授

東北大学病院乳腺内分泌外科

武田元博 先生

と き:平成23年1月20日(木)午後1時30分

ところ:仙台市急患センター・

     仙台市医師会館2Fホール

 

 

 

乳がん治療の基本と最近の動向

1.乳がんの罹患率、死亡率
がんはわが国の死因の第1位を占めて久しい。この中で乳がんの罹患数は増加の一途をたどっており、2005年は50,695人が罹患し、1990年(24,697人)の2倍以上となっている。また死亡数も急激に増加し、2009年に11,918人が死亡し、1990年(5,848人)の2倍以上となった。そして罹患率は女性のがんの1位、死
亡率は女性の4位となっている。このように乳がんはこの20年で急速に増加しており、救命率の向上は急を要する課題である。

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第457回市民医学講座のご案内

日 時   平成23年6月16日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

口が開かない 開けると痛い… ―顎関節症について―

講 師  東北公済病院歯科口腔外科部長  

      熊谷 正浩 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
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主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第456回市民医学講座のご案内

日 時   平成23年5月19日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

トイレが近くて困っていませんか? ―過活動膀胱の話―

講 師  東北労災病院泌尿器科部長  

      浪間 孝重 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第456回市民医学講座のご案内

日 時   平成23年3月17日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

早期がん(食道・胃・大腸)を退治しよう―早期発見と内視鏡治療―

講 師  仙台オープン病院 消化器内科副部長  

      平澤  大 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
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主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第453回市民医学講座:結核は昔の病気ではありません

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JR仙台病院 内科・健康管理センター長

佐藤 研 先生

と き:平成22年12月16日(木)午後1時30分

ところ:仙台市急患センター・

     仙台市医師会館2Fホール

 

 

 

結核は昔の病気ではありません

大河ドラマ「龍馬伝」をはじめ、テレビは幕末から明治期に材を得た番組ばやりである。そこに登場する維新の英傑や明治の文豪には、結核にかかり志半ばにして倒れた人々も少なくない。長州藩で奇兵隊を組織した高杉晋作は明治維新を見届けることなく27歳の若さで死去したし、近代俳句の創始者である正岡子規も34歳で結核に倒れている。「坂の上の雲」では、子規の喀血するシーンがよく出てきた。また、森 鴎外の死因は結核ではないけれども、医師である彼は自分の痰を顕微鏡で観察して結核菌を見つけている。このように、ひところの結核は歴史
上の人物も免れ得なかった、広範な国民の命を奪う”亡国病” であった。年間17万人にも達していた結核の死亡数は戦後になって著しく減少した。しかし、いまだ2,000人以上の命を奪う”わが国最大の感染症” であることに変わりはない。
「結核は決して昔の病気ではない」のである。

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第452回市民医学講座:首いた・肩こり・腰痛

国分正一先生.jpg西多賀病院 脊柱脊髄疾患研究センター長

東北大学名誉教授

 国分 正一 先生

と き:平成22年11月18日(木)午後1時30分

ところ:仙台市急患センター・

     仙台市医師会館2Fホール

 

 

 

首いた・肩こり・腰痛の新しい治療

国民10人に1人以上が首いた、肩こり、腰痛に悩まされている。その原因は脊柱にあるとの見解を唱える学者もいるが、公式には原因・機序は不明とされている。これらの症状は自然に生じることが多い。むちうち損傷でも生じ、外傷性頸部症候群と呼ばれ、慢性化すると難治である。筋筋膜痛や線維筋痛症、低脊髄圧症候群などとも診断されてきた。なぜに核心を突く研究がこれまで登場しなかったか。

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第455回市民医学講座のご案内

日 時   平成23年2月17日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

正しいリハビリの方法とその効果 ―循環器・呼吸器疾患編―

講 師  東北大学病院リハビリテーション部長・教授  

      上月 正博 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第454回市民医学講座のご案内

日 時   平成23年1月20日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

最近の乳がん診療

講 師  東北大学大学院医学系研究科ナノ医科学寄附講座准教授

      東北大学病院乳腺・内分泌外科

      武田 元博 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第453回市民医学講座のご案内

日 時   平成22年12月16日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

結核は昔の病気ではありません

講 師  JR仙台病院 内科・健康管理センター長

      佐藤 研 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第452回市民医学講座のご案内

日 時   平成22年11月18日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

 首いた・肩こり・腰痛の新しい治療

講 師  西多賀病院整形外科・東北大学名誉教授

      国分正一 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第449回市民医学講座:内視鏡外科手術

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東北労災病院

副院長 徳村弘実 先生

と き:平成22年8月19日(木)午後1時30分

ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

     2階ホール

 

 

 

 内視鏡外科手術の進歩 ―胆石症から胃がんまで―

はじめに
内視鏡外科手術は、主に腹腔鏡下手術と胸腔鏡下手術に2大別されます。腹腔鏡下胆嚢摘出術が本邦で始められてすでに20年経過し、一般の方々にだいぶ認知されるようになりました。開腹手術に比べ腹腔鏡下手術は明らかにメリットが多いことから、世界中で急速に普及していっています。近代外科約200年における大きな進歩として、近年では臓器移植とともに腹腔鏡下手術の開発があげられています。この20年間に内視鏡外科手術は胆石症から胃がんそして大腸がんなど多種の手術に応用されました。しかし、術式によって定着した術式からまだ試行
段階のものまであり、一般の方々が手術を選ぶに当たって混乱を招いている部分もあるかと思います。この辺をも踏まえ本手術の現状と進歩についてお話しします。

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第448回市民医学講座:ヘリコバクターピロリ菌

ながの.jpg長野内科胃腸科

長野正裕 先生

と き:平成22年7月15日(木)午後1時30分

ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

     2階ホール

 

 

 

 

ヘリコバクター・ピロリとは? ―除菌治療をどうするか―

1.はじめに
最近、ヘリコバクター・ピロリ(以下ピロリ菌)と除菌治療についての報道が目に付きます。一般の方々に正確な知識を幅広くご理解いただくために、市民医学講座の場を借りて講演をさせていただきました。ピロリ菌は、幼少時期に経口で侵入する、といわれておりますが、感染経路などの詳細については、まだ不明な点もあります。除菌が成功すれば、胃がんの発生率を1/3程度に減らせる利点も注目されている要因の一つと思われます。

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第447回市民医学講座:こどものアトピー性皮膚炎

おざわ.jpg   東北大学皮膚科

   小澤麻紀 先生

   と き:平成22年6月12日(土)午後1時30分

   ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

        2階ホール

 

 

 

 こどものアトピー性皮膚炎

 ―上手な付き合い方のポイント―

アトピー性皮膚炎は小児には比較的よくみられる疾患で、その原因は遺伝的素因と増悪因子であるといわれています。

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第445回市民医学講座:人間ドック

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仙台オープン病院 健診センター

部長 武澤 良明 先生

と き:平成22年4月15日(木)午後1時30分

ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

     2階ホール

 

 

 

 

 

「人間ドック」あれこれ

*人間ドックって?
人間ドックは自覚症状の有無に関係なく定期的(年に一度くらい)に病院、診療所に行き、身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常、健康度などをチェックする健康診断の一種です。データを元に医師の問診、診察を受け、生活習慣病の予防や治療、そのほかの健康問題について助言、指導を受けるもので、予防医学と位置づけられます。

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第448回市民医学講座のご案内

日 時   平成22年7月15日(木)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

 ヘリコバクター・ピロリ菌とは?―除菌治療をどうするか?―

講 師  長野内科胃腸科院長

      長野正裕 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

第444回市民医学講座:身近な病気、緑内障について

20.11.26 020.jpg東北大学病院眼科

准教授 布施 昇男 先生

と き:平成22年3月18日(木)午後1時30分

ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

     2階ホール

 

 

 

 

 

身近な病気、緑内障について

【緑内障とは】
緑内障は、紀元前4~5世紀ごろには最初の記載がヒポクラテスによってなされた、一般的によく名前の知られる疾患です。「瞳孔が海の色になると視力が強く障害され、多くの場合、他眼の失明が続いて起こる」と記載されています。中国では青光眼と呼ばれ、日本では緑内障と呼ばれますが、これはオランダ西洋医学の流れから来ていると思われます。見る、聴く、嗅ぐ、触る、味わう、私たちは五感によって世界を知りますが、なかでも目からの情報は、全体の約80%を占めるといわれています。

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第447回市民医学講座のご案内

日 時   平成22年6月12日(土)午後1時30分
会 場   仙台市急患センター・仙台市医師会館2階ホール 

託児あり 

 こどものアトピー性皮膚炎―上手な付き合い方のポイント―

講 師  東北大学皮膚科

      小澤 麻紀 先生

問い合わせ先  仙台市医師会 TEL(227)1531

交通アクセス  地下鉄河原町駅下車、北出口より徒歩1分
※仙台市医師会館周辺簡易マップはこちらをご覧下さい。

主 催  仙台市・仙台市医師会・仙台市医療センター
      仙台市救急医療事業団

市民医学講座は毎月1回開催。

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第443回市民医学講座:認知症の理解とケア

20.11.26 005.jpgいずみの杜診療所

山崎 英樹 先生

と き:平成22年1月21日(木)午後1時30分

ところ:仙台市医師会・仙台市急患センター

     2階ホール

 

 

 

 

認知症の理解とケア―ココロとカラダ―

例えばここに”家にいるのに「家に帰る」と出ていく人” がいるとします。この人を、どのように理解したらいいでしょうか。そもそも”家にいるのに(家にいる自覚がない)” とは、どのような事態なのでしょう。そしてまた、なぜ「” 家に帰る」と出ていく” のでしょうか。

「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」。これは、あるカメラメーカーのキャッチコピーです。言われてみれば確かにそのとおりで、認知症の人を理解するときも、その人のカラダの状態を(アタマで)知り、ココロのありように(ココロで)気づく必要があります。

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